2022年4月1日施行「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」にも即し、日本国内でのサスティナビリティアクションとして、現在4R(Remove / Reduce / Re-Use / Recycle)の軸で、主にパッケージ分野でのプラスチック削減に積極的に取り組んでいます。​

Reduce

ハミガキチューブのキャップにマスバランス方式のバイオマスPP(ポリプロピレン)を採用​


ハミガキ剤のキャップはパッケージ全体のうち大きな重量割合を占めます。石油由来のバージンプラスチックからマスバランス方式のバイオマスPP(ポリプロピレン)へ変更し、化石燃料由来のバージンプラスチック使用量の軽減に努めています。​


化石資源由来バージンプラスチック不使用パッケージをハブラシに採用


「シュミテクトハブラシ プラチナプロテクトEX/歯周病ダブルケア/トゥルーホワイト、アクアフレッシュハブラシ」

パッケージ前面のプラスチック使用を廃止して全体を紙のパッケージに変更し、中のハブラシが見えるように窓部分を透明なセルロースフィルム素材で覆うことにより、化石由来のバージンプラスチック使用量の削減を進めています。​



「シュミテクトやさしく歯周ケアハブラシシリーズ」

製品本体デザインを改良することで約40%(約50トン)のプラスチック使用量を削減しました。そしてパッケージにおいても、化石由来のバージンプラスチック使用のパッケージから再生プラスチックを使用したパッケージへの変更を行っています(2024年9月より順次)。​


Recycle

リサイクルが可能な素材を採用したサステナブルパッケージ​

ハミガキチューブは、一般的にハミガキの安全性と鮮度を保つため、プラスチックとアルミニウムの組み合わせ、または複合素材のプラスチックの組み合わせで構成されていることが多く、やわらかく使用しやすい一方で、環境負荷への配慮が少ない製品が主でした。​

私たちはグローバルパッケージングサプライヤーと提携。世界で最もリサイクル可能なプラスチックの一つであるポリエチレンを主成分としたラミネートチューブを採用しました。ハミガキチューブは欧州でのリサイクル認証のスタンダードであるRecyClassが定めたリサイクル適性試験に合格しており、「リサイクルが可能なハミガキチューブ」として、欧州では広く展開されています。​



FSC*1認証紙への切り替えや、プラスチックフィルムラミネート紙の代替案への切り替えを実施​

*1 FSC : Forest Stewardship Council® 森林管理協議会​

例)

  • 「シュミテクト」「カムテクト」「ボルタレン」「コンタック」の個装箱にFSC認証紙を採用
  • 「シュミテクト」「カムテクト」 「コンタック」の個装箱からプラスチックラミネートを除去​